チョットお休みをしていました。
昔の友人たちと、いろいろな思い出話を語り合う中で、
この言葉を思い出したのです。
「 しんぼうしなはれや ! 」
単純な言葉ですが、私を支えてくれた言葉です。
東寺にいたとき、 『 おつねおばあさん 』 という方がおられて、
毎日、陰ひなたなく、外回りのお掃除をしておられました。
まわりの人からは、言葉もはっきりせず、
皆からは軽くあしらわれていたのです。
そして、結構、アホなこともしたり、知らない人の目からは知的障害の人のように
思われていたことでしょう。
しかし、私の目からは、どこか人を見抜くような目を持っておられるように見えました。
修業時代から、東寺の御影堂勤務のときまで、
陰ながら私を見続けていてくれたように思います。
私を見ると、ただ一言 !
『 しんぼうしなはれや ! 』
とだけ言って、後は知らん顔して、黙々とお掃除に励んでおられました。
はからずも、ずっと忘れていた人だったのですが、
昔の友人たちと話す中で、この言葉を思い出したのです。
今は忘れかけていた言葉ですが、
やはり私を支えきた 宝物の言葉として、大事に心にとどめ
忘れないようにしなければ、いけない言葉として
書きとどめておくことにしました。